医療保険の新規加入 - 保険相談 見直し.jp - 山口 ｜ 東海総合保険事務所

傷病手当金を考慮した医療保険の選び方を教えてください。

【ご相談事例】

現在サラリーマンです。
医療保険を探していたところ、保険屋さんから「会社員の人は傷病手当金があるので、それを考慮して保障内容を検討するといい」とアドバイスをもらいました。
どういうことですか。

【ご回答】

サラリーマンの方で健康保険に加入していると、病気やケガで働けなくなったことで収入がなくなっても、国から「傷病手当金」が受け取れます。

傷病手当金は労災保険では補償されない、例えば、「スキーの最中に転倒して骨折した」など、仕事に関係のないところで発生した病気やケガでも、一定の給付金が支払われます。

傷病手当金の給付条件
・業務外の病気やケガで仕事ができない場合
・療養のため仕事ができない場合
・仕事を休んだ期間が連続して4日以上の場合
・休業中に給与などが支払われない場合

傷病手当金の額はそれまでもらっていた給料全額ではなく、「標準報酬日額の3分の2に相当する額」となるため、生活費に不足が生じてしまいます。

そのため、医療保険に加入する場合には、入院や手術に必要な医療費のほか、傷病手当金だけでは不足する「収入の3分の1程度」の生活費を考慮して、医療保険の保障内容を検討する必要があります。

不足する生活費については、お子さんの数や住宅ローンの有無など、それぞれ異なります。

必要な保障など詳細についてはお気軽にご相談ください。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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