火災保険の保険金請求 - 保険相談 見直し.jp - 山口 ｜ 東海総合保険事務所

暴風雨の際に竜巻が発生して屋根が損害を受け、家財が水浸しになりました。家電の修理が必要なのですが、修理費用は火災保険の「風災・水濡れ」で補償してもらえますか。

【ご相談事例】

暴風雨の際に竜巻が発生して屋根が損害を受け、家財が水浸しになりました。家電の修理が必要なのですが、修理費用は火災保険の「風災・水濡れ」で補償してもらえますか。ちなみに、火災保険は建物だけで、家財には入っていません。

【ご回答】

まず、火災保険の補償ですが、「風災」と「水濡れ」は補償の範囲が違います。

「風災」とは、台風や突風、竜巻、暴風などの強い風による災害のことで、以下のような被害が「風災」の補償対象になります。

１．強風で屋根の瓦が飛ぶなどの損害があった

２．竜巻による風で物が飛んで来て窓ガラスが割れた

３．台風で屋根が破損し、入り込んだ雨水により家具や家電が損害を受けた

一方、「水濡れ」は給排水設備の事故による被害や、他の住戸で発生した水漏れ事故による被害、消火のための放水による被害などが対象になります。

そのため、竜巻による損害は、火災保険の「風災」によって補償されることになります。

続いて、加入状況ですが、火災保険の「建物」しか加入していないとのことです。

したがって屋根の損害については火災保険の補償対象になりますが、家電の修理費用については補償をしてもらえません。

この機会に、十分な補償を用意するためにも、火災保険の家財にも加入しておきましょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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