HOME > 目的別保険相談 > 両親が介護施設に入所し、家が空き家になります。火災保険は必要ですか?
両親が介護施設に入所し、住んでいた家が空き家になります。
私が譲り受けることになりましたが、当面は住む予定がありません。
空き家でも火災保険に入っておく必要があるのでしょうか。
空き家の場合でも火災リスクがあり、被害にあえば建て替え費用が大きな負担になります。
また、突風などで建物の屋根瓦などが飛ばされ、第三者に損害を与えた場合には賠償責任が発生する可能性もあります。
そのため、空き家の場合でも火災保険をつけておくことをおすすめします。
今回のご質問では「当面の間住む予定がない」とのことですので、長期間使用しない空き家と保険会社に判定されてしまうと、一般の火災保険に加入できない可能性があります。
その一方で、火災保険については「別荘など季節的に住居として使用され、家財が備えつけられている建物については引き受けの対象になる」などとしている保険会社もあるため、こうした条件を備えていれば火災保険に加入できる可能性があります。
また、住居用の火災保険に加入できない場合には、保険料は住宅用よりも高くなる傾向にありますが、「一般物件」として店舗や事務所向けの火災保険に加入できる可能性があります。
このように、空き家に火災保険をつける場合、空き家の利用状況や保険会社の判断によって対応が異なる可能性があります。
具体的な状況を保険屋さんにお話しして、契約可能なプランを紹介してもらうといいでしょう。
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